庭野仁司は、20歳の熊本市出身の大学生です

気を遣えて優しい庭野仁司

庭野仁司は、家庭教師のアルバイトをしている大学生です。九州から大学進学のタイミングで上京して、一人暮らしをしているのですが、東京での生活は物価が高いので、バイトをしなくては余裕のある大学生活を送ることができませんので、なにか良い仕事はないかと探しました。そんななかで選んだアルバイトが家庭教師でした。人当たりの良く、温和な庭野仁司はすぐに家庭教師という環境に慣れていきました。元々子供が好きだったということから、このアルバイトを選んだのですが、実際子どもたちとの触れ合いは和気あいあいとしたもので、いいお兄ちゃんとして子供たちに人気なのだそうです。

そんな庭野仁司の人懐っこさはアルバイト先だけではなく、大学でも同じです。サークル活動も積極的に行いながら、勉強も怠らず熱心な大学生活を送っています。サークルは元々やっていた弾き語りの延長線上で軽音楽サークルに入り、ギターを演奏しています。サークルでの活動にいそしむ中で出来た友人は多く、みんな庭野仁司のことを信頼しています。ここでも庭野仁司の周りには沢山人が集まってくるのです。ですが、ただフレンドリーで能天気な人間というわけでもありません。几帳面で神経質な一面もあり、部屋はいつも綺麗に整理整頓されており、頻繁に掃除をしてしまうそうです。実にA型らしいとも言うべきでしょう。

様々なところに気を配れるからこそ、人の為を思うことができ、みんなが心を開いてくれているのかもしれません。そんな庭野仁司も現在20歳、大学卒業後の進路について頭を悩ますときが来ました。工学部に在籍している彼は、そのまま大学で学んだことを生かした就職も難しくないでしょう。コミュニケーション能力もあり、伝えたいことをしっかりと伝えることのできる彼であればそれほど悩む必要はないと思ってしまいますが、中々そうはいかないようです。

家庭教師のバイトを始めてから、人にものを教えることに興味が沸くようになりました。現在のバンド活動の延長線上で、音楽活動をつづけるというのもやぶさかではないそうです。また、就職するのであれば、地元の熊本市に戻ろうと考えていた彼ですが、そう簡単にはいきません。庭野仁司には後輩の彼女がいます。熊本に帰ってしまえば、彼女とは遠距離恋愛になってしまいます。庭野仁司は、自分の未来のことを考えつつも、それでも、自分のことを慕ってくれている彼女との関係を大切にしたいと考えているのです。